オークランド国際空港は、ニュージーランドに訪れる外国人のおよそ9割が利用する玄関口。
ニュージーランド航空のハブ空港ということで、ターミナル内にはニュージーランド航空の空港ラウンジが併設されています。
今回はリニューアルされた国内外で最大席数を誇る国際線ラウンジの最新の様子を、現地で撮影した写真とともにレポートしたいと思います。
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目次
オークランド国際空港の制限エリアへ
コンパクトな空港です(筆者撮影)
オークランド空港には国際線と国内線2つのターミナルがあり、それぞれが独立しています。
国際線ターミナルは1階が出発・到着フロア、2階が出発フロアとなっており、出発・到着ともにゲートは1箇所ずつ。
コンパクトな作りなので迷うほどの広さではありません。
今回訪れるニュージーランド航空のラウンジは、2階出発フロアの手荷物検査・出国審査を終えた制限エリアの中にあります。
ちなみに、出国審査では日本人は自動化ゲート(eGate)が利用でき、とても便利です。
わかりずらい場所にあるニュージーランド航空ラウンジ
2019年にリニューアル!(筆者撮影)
出国審査を抜けると免税店エリアが広がります。
搭乗ゲートへは、このエリアを通過しないといけない作りになっており、各種お土産やブランドショッピングが楽しめます。
制限エリア内にはニュージーランド航空のラウンジの他に、カンタス航空、エミレーツ、そしてプライオリティパスで利用できるストラタ・ラウンジの3つのラウンジがあります。
この3つは固まって位置し、免税店エリアの中間にあるため非常にわかりやすく、地図にも大きく記載(左上の青い区切り)されています。
しかし、ニュージーランド航空のラウンジは別の場所に独立しており、非常にわかりにくいところにあります。
※空港内の高画質な地図はオークランド国際空港(公式)よりご覧になれます。
この先に本当にラウンジがあるの...?
ニュージーランド航空ラウンジの場所は、免税店を抜けきった先にあるレストランの裏側。
バックヤードと勘違いしてしまいそうな場所にあります。これはわかりにくい。
地図ではこの場所です。
青いやじるしがルート。歩くと5分くらい。
「Air New Zealand lounge」の看板はありますが周りと同化しており、実際に私は初めての際とても迷いました。
ぐるっと回らずにショートカットも可能ですが、初めて訪れる方は道なりに進んだ方が、迷わずに向かえると思います。
改装前までは、ニュージーランド航空のラウンジも他のラウンジと同じ場所にあったそう。
以前利用されたことがある方は、場所を間違えないよう注意です。
エスカレーターで3階に向かいます
先ほどの写真のレストランの裏側から、エスカレーター、またはエレベーターで3階に上がります。
その先には、ニュージーランド航空のロゴが登場。
受付があり、航空券やラウンジ利用券などの確認が行われます。
ラウンジはニュージーランド航空のビジネスやファーストクラス利用者、上級会員だけでなく、スターアライアンスゴールドメンバーでも利用できます。
ANAマイレージクラブであれば、プラチナ会員以上であれば利用可能です。
残念ながらJALの上級会員や、プライオリティパスでの利用はできません。
ラウンジ内はとっても広い!
いつ訪れても常に混雑(筆者撮影)
ラウンジ内は驚くほど広く、広さは2100m²、座席は437席。
国内外のニュージーランド航空ラウンジで一番の面積・座席数を誇ります。
さすが、ニュージーランド航空のフラッグシップ・ラウンジです。
2015年にオープンしたニュージーランド航空のフラッグシップ・ラウンジ。
フライトまでのお時間をゆっくりくつろぎたい、リフレッシュしたい、仕事をしたいなど、お客様のさまざまなニーズに合わせた座席ゾーンを設置した最先端のデザインとなっています。
ラウンジからは滑走路を見渡すことができ、屋根付きの屋外テラスや暖炉を備えているので一年中屋外を満喫できます。
窓からの眺めが気持ちいい!
紹介文の通り、天井からの大きなフィックス窓からは、オークランド空港を行き交う飛行機を眺めることができます。
ずらっと並ぶニュージーランド航空の機体。
「ニュージーランドにいる〜!」と興奮しちゃいますね。
黒×紫がとニュージーランド航空カラーが基調
ソファーシートだけでなくテーブル席もあるため、パソコンを広げて仕事をしたり、しっかりと食事も楽しめます。
しかし437席もあるのに、ほとんど満席でびっくり!
ただ回転率は高いため、座席難民になることはありません。
朝食は手作りオムレツのサービスが
昼以降は食事内容が変わります!
ラウンジでは食べ物や飲み物がビュッフェスタイルで提供されており、好きなものを好きなだけ楽しむことができます。
利用時は朝なので、朝食メニューが提供されていました。
ずらっと並ぶクロワッサンやデニッシュ。
ヒーターもあり、温めも可能です。
季節のフルーツにヘルシーな素材を使った瓶入りのパフェ。
スーパーフードを使用したチアシード・ボールや、マンゴーラッシー。
ヘルシーで健康にもよい、おしゃれな朝食が並んでいます。
ハッシュポテトやウインナー、スクランブルエッグなどのホットミールのコーナーも。
そして!朝食の時間帯は、シェフ手作りのオムレツが振舞われています!
今回の私の朝食はこんな感じ。
普段は朝ごはんを食べないのに、雰囲気に流されてがっつり!
ちなみに朝11時を境にグランドメニューに切り替わり、より食事らしい内容にパワーアップします。
アルコールやバリスタコーヒーのサービスも!
朝から呑んべいにもなれる!
ドリンクはソフトドリンクだけでなくビールやウイスキーなどのアルコールも飲み放題。
白ワインや赤ワイン、シャンパンもずらりと取り揃えており、さすがワインの国ニュージーランド。
ちなみに、バーカウンターにはバリスタが駐在しており、好みにカスタマイズしたコーヒーを注文することができます。
コーヒーは持ち帰りカップでの提供もあり、機内で楽しむことも可能です。
シャワールームやテレビラウンジも
表紙がおしゃれな機内誌はインテリアにも◎
ラウンジ内にはエンターテイメントルームとしてテレビラウンジがあり、ちょうどスポーツ中継がされており、盛り上がっていました。
シャワールームも併設されており、タオルも無料で貸し出ししてくれるのが嬉しい。
最後に|YouTubeはこちら
以上、オークランド国際空港国際線のニュージーランド航空ラウンジの様子でしたがいかがでしたでしょうか?
ラウンジ内の様子はYouTubeでも更新しているので、ご興味ある方は合わせてご覧ください。
【動画】▶︎【オークランド空港】ニュージーランド航空の空港ラウンジ|食事内容や景色は?
ちなみに、ニュージーランド航空ラウンジはニュージーランド航空のハブ空港ということもあり、いつ利用しても大混雑していますが、プライオリティパスで利用できるストラタ・ラウンジは比較的に空いています。
【動画】▶︎【オークランド空港】プライオリティパス利用可!ストラタラウンジをレポ!ニュージーランド航空との違いは…?
飛行機を眺めることはできませんが、ぶっちゃけ食事もほとんど変わらない(バリスタコーヒーや手作りオムレツはありませんが)ので、ゆったりとした時間を過ごしたいのであれば、ストラタ・ラウンジの利用がオススメです。
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カードの年会費が1万円ほどかかりますが、海外旅行保険も90日まで無料で付帯しますし、物価の高いニュージーランドでビュッフェスタイルで食事ができ、何より空港内で荷物に目を光らせなくとも、ラウンジ内だと比較的安心して過ごすことができるのもポイントです。