留学に行きたい!けれど、海外に行ったこともなければ英語も話せない...
不安な気持ちが大きく、どの国にするかも迷いますよね。
留学エージェントの記事はビジネスっぽいし...
今回はそんな方に向けて、在住者目線で「ニュージーランド留学が初心者にオススメな理由」を5つご紹介します。
その実体験も交えて、皆さんにシェアします!
目次
「英語だけ」を学ぶことに罪悪感を感じない
筆者が思うに、ニュージーランドは英語だけを学ぶことに罪悪感を感じにくい国。
留学初心者にとって、それは大きなメリットだと思います。
ん?どういうこと?と思いましたよね?
筆者がアメリカで出会ったとある留学生の話。
先生に「なぜ留学に来たの?」と聞かれたので「英語が話せるようになりたいから」と答えました。
すると「留学に来ているのだから、英語が話せるようになりたいのはあたりまえでしょう?動機ではなく理由を知りたいんだけど」と言われ、返答に困ってしまったとのこと。
なぜなら、彼女の中で「英語を話せるようになりたい」は立派な理由だったから。
先生は「話せるようになって何がしたいのか」が聞きたかったというわけ。
英語を使って「外資系企業で働きたい」
英語を使って「演技をしたい」
英語を使って「外国人の恋人が欲しい」
など「」の部分がないため、なぜ英語を話したいのか?と疑問に思われてしまったわけです。
けれど、まだ「」の部分があやふやで、とりあえず英語を話せるようになってから色々考えたい人も多いと思います。
逆に、そっちの方が大多数なのではないでしょうか。
実体験として、やはりニューヨークやロンドンなどの世界的都市ほど夢や目標がはっきりし、挑戦している人に出会う割合が高かったのは事実。
英語しか勉強をしていない自分。けれど、周りは英語に加えて目標に向かって頑張っていて、自身と比べて自信がなくなってしまう...
そう言った意味でも、ニュージーランドは「英語をだけを学ぶ」ことに罪悪感なく過ごせる国。
またお国柄、良い意味で「成功したい!」とガツガツしている人が少なく、リラックスできる環境です。
将来やりたいことがまだわからない。仕事を辞めて次の人生をどう進みたいか考えたい。
そんな人にとってもプレッシャーにならないのが、ニュージーランド留学の良さの一つ。
ニュージーランド留学は、そんな懐の大きさも魅力です。
どっぷり英語に浸かれる環境
ニュージーランドって本当に娯楽が少ないんです。
お店は夕方には閉まってしまい、最大都市オークランドでも娯楽というと飲みに行くくらい。
ラウンドワンもなければディズニーランドもないので、休日にすることといえば散歩かバーベキュー。
そのため、人と関わらないと飽きてしまう環境なんです。
これって英語を勉強するのに最高の環境なんです!
というのも、やはり都会には遊ぶところがいっぱいあるので、刺激的で毎日飽きません。
そうなるとみんな遊ぶことに忙しくなり、また1人でも全然寂しくないんですよね。
けれど、ニュージーランドはすることがない(笑)ため、人と過ごすことが最大の娯楽。
人と関わる機会、そして話す機会が嫌でも増えて行きます。
なぜわざわざ海外にいくのか、それは英語圏に身を置いて、英語だけの環境にどっぷり浸かることに意義があるから!
他の国と比べると日本人が少ない
今回の記事執筆にあたり、NZ国内の様々な語学学校を取材させていただきました。
そんな中出会った、ニュージーランドに来る前にカナダのバンクーバーにワーホリをしていた生徒さんのお話。
語学学校のクラスは半分以上が日本人。道を歩けば日本語が聞こえ、カフェに入っても日本人だらけ。
またバンクーバーはアジア系の移民が多く、日本人の多さも相まりアジア感が強くうんざり。
最終的にカナダでの滞在期間を切り上げ、ニュージーランドに渡航することに。
ただ、SNS上でも同じような意見が多くみられるのも事実...
コロナが開けて、たくさんの方が渡航しているのが理由だと思います。
そんな話と比べると、ニュージーランドは最大都市オークランドでさえ、街を歩いていて「日本人だらけ」と感じる事はありません。
確かに日本語が聞こえることもありますが、「うんざり」と表現するほどの経験はありません。
(※国籍比率はタイミングもあります)
初心者にとっては日本語が聞こえる環境よりは、英語にどっぷり浸かれる方がモチベーションも上がりやすいのではないかと感じます。
マルチカルチャーの中で学べる国
また、どの語学学校でもヨーロッパ人が多かったのが印象深かったので、なぜニュージーランドに来たのかを彼らにインタビュー。
すると面白い意見が返ってきたのでシェアします。
・ヨーロッパ人は自然や歩くのが好きな人が多いから、NZの文化がマッチする
・暑すぎず寒すぎない気候がヨーロッパ人にとっては助かる
・離れた場所で環境を変えたいから(英語だけを学ぶなら近場のイギリスでできる)
・アメリカを毛嫌いしている人が多く(笑)そのため、NZやオーストラリアを選ぶ。
先述のように、国によっては国籍が固まってしまいがちな中、ヨーロッパ系の生徒が多いとより分散されるのが大きな利点。
また近年はビザの緩和により中南米からの渡航者も増えており、マルチカルチャーを肌で感じることができるのもニュージーランドの魅力です。
ちなみに中南米の生徒は、近場のアメリカやイギリスの留学ビザを取るのが難しいとのこと。
先生たちが教えることを楽しんでいる
筆者自身が今まで多くの国で留学した中で、ニュージーランドが他と一番違うと感じたのは先生の質。
教え方が上手とか、話がうまいとかではなく、純粋に教師の仕事が好きで、教えることを楽しんでいる人が多いように感じました。
実は語学学校の先生は、パートタイムの雇用形態も珍しくないんです。
特に顕著だったのが大都市。本職が他にあるため午前中だけのアルバイト勤務だったり、生活コストが高いため掛け持ちをしている人もいたり...
ちなみに筆者が通ったロンドンの学校の先生も本職はダンサー。午前中だけ先生をしている人だったのですが、教えることへのプロ意識が薄く...
その上プライベートの事情(彼氏と喧嘩したとか)をクラスに持ち込むタイプで、授業中に相談タイムが始まったりも。
結果、レセプションに文句を言う生徒が続出。ただ学校も先生不足で解雇はできないので、生徒側がクラスを変更する事態に発展しました...
しかし、ニュージーランドでは取材した語学学校のほとんどが、先生はフルタイム勤務。
専門職として働き、この道何年のベテランも多く在籍。
さらに興味深かったのが「ニュージーランドで教えたい」と他国から移住した先生が多くいた事!
中国で長年英語教師をしていたというイギリス人の先生は、より良い職場を求めた結果、ライフ・ワークバランスが整っているのが理由でニュージーランドに移住したんだそう。
また先述の通り、ニュージーランドの土地柄も大きく関わっていると個人的に感じています。
というのも「娯楽が少なく、人と関わらないと飽きてしまう環境」なので、毎週多くの生徒がやってくる語学学校は先生にとっても刺激的。
世界各国の生徒と関わり合うことは、先生の楽しみでもあるわけです。
自分に忙しいビジネスライクな先生が圧倒的に少ないのが、ニュージーランド留学の魅力の一つだと感じています。
最後に|合わせて読みたい
さて、「初めての留学でニュージーランドをおすすめする5つの理由」でしたがいかがでしたでしょうか?
ではモチベーションがあって、海外慣れしている人にNZは向かないのか?
実はそんな事はないんです!
その理由はこちらの記事に書いたので合わせてご覧ください。
▶︎【留学・ワーホリの国選び】ニュージーランドはモチベーションが高い人には向かないのか?
こちらもCHECK
-
【留学・ワーホリの国選び】ニュージーランドはモチベーションが高い人には向かないのか?
前回の記事では、海外に行ったこともなければ英語も話せない...という人に向けて、なぜニュージーランドがオススメなのかをご紹介しました。 ▶︎【初めての留学】英語初心者にニュ ...
続きを見る
また、今回の記事執筆にあたり NZ留学専門エージェント Gina & Partnersに取材協力いただきました。
・NZ全土にオフィスがあり、現地サポート有り。
・留学相談&学校手配料が無料!
・インターンシップやワーキングホリデーの相談も可能。
※問い合わせの際は「ニュージーランドのまるごとを見た」と明記ください。(留学相談は完全無料です!)
ニュージーランドのおすすめ語学学校
こちらもCHECK
-
【ニュージーランド留学】おすすめ無料エージェントはGina & Partners!騙されない?にも答えます
今回はNZ留学専門エージェント「Gina & Partners(ジーナ アンド パートナーズ:以下G&P)」のご紹介です。 ニュージーランド専門なため情報量が多く、紹介手 ...
続きを見る
こちらもCHECK
-
【ニュージーランド留学】語学学校の初日ってどんな感じ?心が折れた場合の対処法も!
「ニュージーランドのまるごと」がお送りする留学コラム第7弾! 今回は、語学学校の初日の様子のレポートです。 悩めるキーウィ当たり前だけど、全部英語で超不安! せめて初日の様子だけでも知り ...
続きを見る