日本からニュージーランドへの唯一の直行便就航会社であり、ニュージーランドへ渡航する際に多くの人が利用するのがニュージーランド航空(Air New Zealand)
初めて利用する際は、航空会社独自のローカルルールなどもあり不安ですよね。
というわけで今回は「ニュージーランド航空完全ガイド」と称し
何度も搭乗したことがあるニュージーランド航空のプロ(?)である筆者が徹底解説。
この記事では「空港到着前は何時間前がベスト」なのかを中心に詳しく解説していきます。
初めての渡航の際の不安解消に、ぜひお役立てください!
記事は2回に分けて、ニュージーランド航空での成田〜オークランドまでの道のりをご紹介。
今回(前半)は空港到着前、次回(後半)は空港到着後についてです。
公式サイトを読むだけではわからない、経験からのリアルな視点での空港での注意点も合わせてご紹介します。
ニュージーランド航空のみならず、他の航空会社にも同じルールが当てはまるので、ぜひ渡航前に一読しお役立てくださいね。
ニュージーランド航空についてはこちらの記事もどうぞ!
こちらもCHECK
-
【2022年世界で最も安全な航空会社】ニュージーランド航空ってどんな会社?(Air New Zealand)
ニュージーランドのフラッグキャリアであるニュージーランド航空(Air New Zealand) コロナ前は成田・羽田・関西国際空港へ就航し、成田-オークランド間は最多で週1 ...
続きを見る
\ツイッターはこちら!/
※記事の更新情報もつぶやきます!
目次
チェックイン締め切りは1時間半〜2時間前
ニュージーランド航空の公式サイトによると、チェックイン時間は以下のように書かれています。
国際線のチェックインの時間は、ご利用のフライトによって異なります。一部のフライトでは、出発時刻の90分前にチェックインが終了します。また、120分前になることもあります。
正確な時間は、ニュージーランド航空のモバイルアプリ、チェックインEメール、またはEチケットに記載されています。
この時間は、チェックインと手荷物の預け入れが終了する時間です。チェックインに行列ができていたり、空港への到着が遅れたりする場合に備えて、空港には時間に余裕を持ってお越しください。また、保安検査や税関を通過する時間も十分に確保してください。
注:旅程の最初のフライトが提携航空会社によって運航されている場合は、提携航空会社のチェックインカウンターまたはウェブサイトでチェックインする必要があります。
わかりやすく噛み砕いて説明していきます。
まず一番重要なのが、チェックインには上記にあるように「締め切り時間」があること。
「出発時間」に間に合っていても「締め切り時間」を過ぎてしまうと、飛行機に乗ることができません。
NZ90(成田→オークランド)の場合
出発時間 | PM6:30 |
チェックイン締め切り時間 | PM5:00 |
つまり出発時間の90分前(1時間半前)にチェックインを終了しなければ、飛行機に乗れないということです。
場合によっては120分前(2時間前)となることもあります。
必ずご自身の搭乗便を事前にご確認ください。
ニュージーランド航空のチェックイン開始時間は?
それではチェックインの開始時間は何時間前からなのでしょう。
公式サイトによると「国際線のチェックインの時間は、ご利用のフライトによって異なります。」と少し曖昧な表記になっています。
成田空港には、ニュージーランド航空の常設カウンターを設けていません。
その兼ね合いもあり、搭乗便によってチェックインのスタート時間がまちまちになると言うわけです。
チェックイン開始時間前に到着した場合は、ANAの地上係員さんが対応に当たってくれます。
基本的には「チェックイン開始時間までお待ちください」というアナウンスになりますが。
筆者の経験則から言うと、チェックインはだいたい出発時間の3時間半前くらいに始まることが多いです。
4時間前に行くとまだ始まってないと言われるパターンが多めです。
成田空港には何時間前に到着すればいいの?
上記の「チェックイン締め切り時間」と「チェックイン開始時間」のことを踏まえると、成田空港への到着時間は最低でも出発の3時間前。
できれば4時間以上前の到着がベストです。
ただ、個人的には5時間前くらいの到着をおすすめしたいところ。
理由は次で説明していきます。
ギリギリよりも早く到着するに越したことはありません。
4時間以上前の到着がベストな理由
1.交通機関の遅れる可能性
スムーズに行けばいいけれど...
自家用車やバス。タクシーを利用する際は時間帯によっては交通渋滞が発生する可能性があります。
そのため遅れた場合も想定し、余裕を持った移動が大切となります。
心配な場合は電車利用をするのも手。
荷物が多い場合は、やはりタクシーの利用が一番。
渋滞が起きた際もバスと違い、迂回走行が可能なので安心です。
料金は都内から成田までは2万円ほどかかるがネックですが、それでも利便性は抜群です。
もし遅れたとしても、航空会社のチェックイン時間は変わりません。
飛行機はもちろん定時に出発します。
ちなみに
成田空港までのオススメの移動方法は、空港シャトルの「ニアミー」
自宅からドアツードアで送迎してもらえ、タクシー感覚で利用でき、料金は定額の5980円〜
タクシーよりもかなりお得に利用できます。
※前日までの予約が必要です
預け入れ荷物の混雑
ニュージーランド航空は、成田空港でセルフチェックイン機を使用することができるため、比較的スムーズです。
しかし、預け入れ荷物は時間帯によっては集中し、長蛇の列ができることも。
1時間くらい並ぶこともザラなので、ドタバタすることのないよう、早めの到着が吉。
ニュージーランド航空の受託手荷物は23kgです
空港でのトラブル
どれだけ準備を万全に行なっていても、空港ではどんなトラブルがあるかわかりません。
「完璧に準備した!」と空港に向かったけれど、このようなトラブルが発生することも。
ニュージーランド短期観光ビザ(NZeTA)の取得忘れ
パスポート忘れ
ケース1:観光ビザ(NZeTA)の取得忘れ
2019年10月よりニュージーランドへの3ヶ月以内の短期滞在にはNZeTAという短期観光ビザの取得が義務付けられました。
以前はパスポートだけで渡航ができたので、そうとも知らず空港に到着し、搭乗拒否されたというケースです。
NZeTAは出発の72時間前までの申請が必要で、取得していなければ飛行機に乗ることすらできません。
チェックイン時に判明し、急いで申請するも承諾が降りるかは運次第。
絶望的な状態でしたが、なんとチェックイン締め切り時間の5分前にギリギリ承諾を得て渡航できたということです。
ケース2:パスポート忘れ
空港に向かうバスの中、一応パスポートを持っているか確認しようとカバンを探し真っ青。
前日夜に同じように「もしも」のことを考えて、一応コピーを取ったところ、なんとコンビニのコピー機におき忘れてきたのです!
急いで家族に連絡。運良くコンビニにはそのまま残っていたそう!
空港まで追っかけてきてもらい事なきを得たというパターンです。
空港に早めの移動をしておく事で、何かあった時の対処に余裕が生まれます。
他にも、預け入れ荷物の重量のオーバー(詰め直し)、VISAのプリント忘れ、渡航前に買い忘れたものを探したりなど、時間は余裕があることに越したことはありません。
成田空港はコロナの関係で閉めているお店が多かったですが、2022年8月現在は60%くらいのお店がオープンしています。
時間も充分潰すことができるので、とにかく「早めの到着」が吉。
さいごに|合わせて読みたい
以上、初めてのニュージーランド航空ガイド!空港到着は何時間前がベスト?でしたがいかがでしたでしょうか。
重要なポイントはこの3つ
step
1出発1時間半前(もしくは2時間前)にはチェックインがクローズ
step
2預け入れ荷物が混み合う
step
3思わぬトラブルが起きる可能性もある
以上のことを踏まえ「空港には4時間以上前の到着がベスト(最低でも3時間前)」が結論です。
当日に焦ることのないよう、余裕を持って空港に到着するようにしてくださいね。
---参考