「ニュージーランドのまるごと」がお送りする留学コラム第6弾!
今回は皆さんからよく聞かれるホームステイのお悩みについて。
ニュージーランドの家庭料理ってどんな感じなの?
そんな疑問に答え、実際に1週間ホームステイを体験。
食べたものをまるっとレポートしました!
また筆者もオークランド在住で、NZの一般家庭の食文化には精通。
「NZ家庭料理あるある」もご紹介するので、合わせてご参考ください!
食事が合うかは行ってみないとわからないので、心配ですよね。
あくまで一例とはなりますが、不安解消になれば幸いです!
\Xはこちら!/
※記事の更新情報もつぶやきます!
目次
ホームステイ先はNZ先住民マオリ系のお家!
優しいホストマザー!行政機関で働いているキャリアウーマンです。
今回ホームステイさせていただいたのは、ニュージーランドの先住民族であるマオリ系のご家庭。
高齢のお母様とその娘さん(ホストマザー)、そしてフラットメイトの男性(ホストマザーの友人)の計3名。
全員、生まれも育ちもニュージーランドです。
NZでは男性が台所に立つのは当たり前
ちなみにフラットメイトは元シェフ。
オーストラリアのメルボルンのレストランで長年働いていた経験があり、毎日の食事担当となっていました。
ちなみに、NZではルームシェアのことをイギリス式にフラットシェアと呼びます。
NZでは一人暮らしで賃貸物件を借りるハードルが高く、そもそもマンションなどの賃貸物件が少ないこともあり、フラットシェアが一般的。
一般家庭でも空いているお部屋があれば気軽にフラットメイトを募集します。
1日目の食事(日曜日)
学校は月曜からなので、ホームステイ先には前日の日曜に前乗り。
クライストチャーチ空港からはエージェントさん手配で送迎をお願いしました。
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1週間滞在したお部屋。高台で見晴らし抜群でした!
お家への到着時間は17時ごろ。
荷物の整理をしていたら夕食時間に。
夕食(18:30)
メニューは白身魚のフライとサラダ。レモンを絞っていただきます!
写真では少なく見えますが、意外とボリューム有り。
実は、空港で昼ごはんをがっつり食べており、食欲があまりなく...
おかわりもあるよ〜とのことでしたが、今回はやめておきました。
NZでは定番の白身魚のフライ。フィッシュ&チップスで出てくるものです。
スーパーに冷凍で販売されており、オーブンで温めてサラダといただくのはNZでの定番!
2日目の食事(月曜日)
朝食(7:00)
実は筆者、朝ごはんは食べない派。
コーヒーだけで済ませているので朝ごはんはいらないと伝えていたのですが、カップケーキを買っておいたのでお腹空いてたら食べてとすすめられ、せっかくなのでいただくことに。
NZの定番朝ごはんトースト。
日本の食パンのような柔らかさや甘みはなく、またサイズも一回り小さめ。
バターを塗り、アボカドや目玉焼きをトッピングしていただきます
お昼|間食(15:00)
この日は、1週間の滞在中最も家に早く帰った日。
食事は朝と夜だけと聞いていたのですが、昼食(間食)としてサンドイッチが用意されていました。
「お腹が空くんじゃないかと思って」というホストの優しさでの提供とのこと(泣)
実際、お昼を食べる時間がなかったので、ありがたくいただくことに。
学校に持って行ってもいいよ!とも言われました(感謝)
NZではランチをがっつり食べる習慣がなく、軽くすませることがほとんど。
サンドウィッチやフルーツ、また、テイクアウトしやすい寿司もランチの定番です。
学生はスニッカーズやエナジーバーなどで小腹を満たす人も多いようです。
夕食(19:15)
メニューはローストベジとスタッフィング・チキン。
スタッフィング(stuffing)とは詰め物という意味で、その名の通りローストチキンのお腹に詰め物をした料理。
チキンはほぐされてしまった後ですが、丸っとオーブンで焼かれている様子は圧巻!
素材の味が生かされていてとっても美味しかったです。
NZの家庭には必ずオーブンがあります。
野菜を切って塩胡椒し、オーブンで焼くだけの調理はこちらの付け合わせの基本。
また、日本のお米に変わるのがジャガイモ。メイン料理のお供にマッシュしたり、フライしたり、毎日のように登場します。
そのおかげで、電子レンジを使うことが少ないです。
3日目の食事(火曜日)
朝食(7:00)
例のごとくコーヒーだけでいいよ伝えていたのですが、元シェフのルームメイトが前日夜に「朝ごはんにぴったりだから明日の朝食べて!」とフルーツパフェを作ってくれたので、ありがたくいただくことに。
フルーツに合わさっているのは生クリームではなくヨーグルト。
ラズベリソースも濃厚で美味で、朝ごはんにぴったりでした。
お昼|間食(17:30)
この日以降忙しく、夕方まで家に帰れない日々となりますが、帰ると例のごとく、お昼ご飯(間食)が用意されていました。
メニューは昨日と同じサンドウィッチとマカロニパスタのグリーンピース乗せ。
今日は夕食まで少し時間があるとのことだったのと、いつも通り昼ごはんを食べる時間がなかったためお腹が空いており、ありがたくいただくことに。
ちなみに、飲み物は冷蔵庫の中のものを自由に飲んで良いよとのことだったので、レモネードとともに。
ちなみに、昼ごはんはホストマザー作。
昼休みはいつも一度自宅に戻り昼食をとっているようで、その時に私の分も作ってくれたようです。
NZは外食費が高いため、外でのランチは行楽的な感覚。
休日や友人と行く場所で、お一人様でサクッとという感覚はありません。
また自家用車で通勤している人が多いため、ランチは自宅に一度戻り、昨日の余り物で済ますことも。
そもそも、NZに1000円以下で食べられるランチはないですからね...
夕食(19:30)
本日の夕食はハンバーガー&ポテト。The・海外の定番メニューの登場です。
NZではバンズもビーフパティーもスーパーに売っているので、軽く食事をしたい時の定番となっています。
又の名を、疲れて帰ってきた時の定番と言いましょうか(笑)
4日目の食事(水曜日)
この日の朝はバタついていたので、家での朝ごはん&コーヒーは無し。
学校(LSNZ クライストチャーチ校)には無料で飲めるコーヒーがあるので、授業を受けながらモーニングコーヒー。
お昼|間食(17:10)
この日もやはり、昼食(間食)の用意が。
実際、取材期間中忙しすぎて昼ごはんを食べる時間が全くなかったので、帰ってきて食べ物が置いてあるのはとても助かりました。
メニューはクロワッサンとお寿司。
わけのわからない組み合わせに、ちょっと驚愕(笑)
お寿司は3つあったのですが、2つ食べた後に写真を撮ってないことに気づき、見窄らしい写真に。(醤油までかけてしまった)
夕食(18:30)
メニューはローストベジタブルとターキーレッグ。NZ定番の家庭料理です。
じゃがいもにかぼちゃ、にんにくなど、ローストベジがとて美味しくてパクパク食べてしまいました。
ちなみに、ローストベジタブルはこのように調理されています。
切った野菜をトレーに乗せて、塩胡椒で味を整えただけ。本当にシンプル。
ターキーの調理ももちろんオーブン。
ジューシーでとっても美味しかったです!
NZの基本的な食文化は英国式。ソースやお菓子などもスーパーではアメリカよりイギリスからの輸入品が多いです。
素材の味を楽しむのが特徴で、複雑な作業行程はあまりなく、焼く、煮るなどシンプル。
しかしお手製ソースなどでの味付けや、盛り付けにこだわるのがNZ流です。
移民のご家庭だと母国の食文化が多く反映されますが、NZ生まれNZ育ちであればより英国式な印象。
5日目の食事(木曜日)
この日の朝食も無し。
学校でモーニングコーヒーをいただきました。
また、家に帰ると既に夕食の準備が始まっていたので、昼ごはん(間食)も無し。
夕食(19:00)
いつもは元シェフのルームメイトがディナー担当ですが、この日はホストマザーがキッチンに。
メニューはグリーンマッスルとあさりの白ワイン+にんにく蒸し。
当メディアでも「NZに来たら絶対食べて欲しい!」と何度も紹介している、絶品ムール貝です!
付け合わせはキヌアとポテトのコールドサラダ。
やはりじゃがいもがあると、お腹が膨れます◎
ぷりっぷりで美味しすぎて、ばくばく食べてしまいました!
白ワインで蒸し+刻み玉ねぎ+ガーリックでの味付けも最高!
底に溜まっているのを、スープのように食べてしまいました(笑)
レストランで食べるとそれなりのお値段がするグリーンマッスルですが、実はスーパーではかなり手頃な価格で販売されています。
蒸した後に香草パン粉やチーズなどをかけてオーブンで焼くと食べ応えも抜群!
しっかりメインディッシュになるので、我が家でも定番料理です◎
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6日目の食事(金曜日)
LSNZクライストチャーチ校のキッチン。コーヒー以外に紅茶やミロ(!)もありました!
この日も朝ごはんは無しで、学校でモーニングコーヒー。
NZのカフェは高いので、無料でコーヒーが飲めるのは学生さんにとってはありがたすぎます...!
学校の詳細はこちらで記事にしています。
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夕食(18:30)
この日はルームメイトの彼女が遊びに来ており、食事を作りながらおしゃべり。
お昼(間食)は用意されてなかったのですが、すでにディナーのスターター(前菜)が出来上がっており、そちらをいただくことに。
カニカマやキュウリ、トマトなどがクリームで和えられた創作料理。
スープなのかサラダなのか?恐る恐る口にしてみると...これが意外と美味!(失礼)
ココナッツミルクのような、なんというかまろやかな感じで◎(語彙力がなくてすみません)
メインディッシュはローストポーク。付け合わせはコールスローサラダ。
ポークがとろっとろで本当に美味しかった!
7日目の食事(土曜日)
昼ごはん|ブランチ(11:00)
本日はクライストチャーチ滞在の最終日であり、移動日。
昼過ぎに空港に移動するので、ゆっくり目覚めてコーヒーを飲み、パッキング作業。
また休日ということで、ホストマザーも自宅でゆっくり。
お昼前にブランチとしてキッシュを出してくれました。
オーブンで温めていただきました。
NZの家庭料理について|1週間のまとめ
毎日おいしい料理を用意してくれて感謝...!
というわけで、1週間のホームステイの食事メニューでしたがいかがでしたでしょうか。
今回は生まれも育ちもニュージーランドのご家庭だったこと、またマオリ族にはこれといった郷土料理がない(地熱で作る蒸し料理くらい)こともあり、ニュージーランドで一番スタンダードな家庭料理だったように感じます。
ただ、NZ移住歴が短いと、どうしても母国の文化の食文化要素が多くなりがち。
例えばインド系だとカレーが多くなったり、アジア系だと中華が多くなったりなど、そのあたりはステイ先の家庭によると思います。
Special Thanks!!
今回の取材はNZ留学無料エージェントGina & Partnersさんにアレンジいただきました。
・NZ留学の手配料無料
・NZ各都市にサポートスタッフが在籍
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相談は完全無料です!ぜひお気軽にお問い合わせください。
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