ニュージーランド南島の玄関口「ピクトン」にて宿泊した「Sequoia Lodge & Backpackers(セクオイヤ ロッジ&バックパッカーズ)」
フェリーターミナルからも町の中心部からも近く、徒歩圏内。
ドミトリー利用でも朝食無料でサービス&コスパ共に抜群。
2泊ほど滞在しましたが、もっと長く宿泊したかったほど素敵な場所でしたので、皆さんにもご紹介します。
北島ウェリントンからフェリーに乗り訪れたピクトン。
のんびりとしたとっても良い町でしたよ。
\ツイッターはこちら!/
※記事の更新情報もつぶやきます!
目次
Sequoia Lodge & Backpackers(セクオイヤ ロッジ&バックパッカーズ)
ピクトンの宿泊施設の中でも予約サイトでの評価がずば抜けて高いこのロッジ。
価格も町で最安値ということで、即決。
様々なサイトを検索しましたが、一番安かったホテルズドットコムから予約。
場所はピクトンからブレナムやネルソン方面に向かう国道一号線が伸びる「ネルソン・スクエア」の北西角に位置。
町の中心部からは1km程度離れており、徒歩5分〜10分程度。
「離れている」というほどの距離ではなく、小さい町なので少し散歩できるくらいの距離感がちょうどいい。
ピクトンにある宿はほとんどが町の中心部に集中。
他と比べて割安な理由は、位置が関係していると思われます。
宿の隣にはデイリーもあるので、わざわざ中心部まで歩かなくても簡単な食べ物は調達可能。
これはかなり便利です。
チェックインは正午〜いつでも可能
入り口を入るとマオリの像がお出迎え。
平屋の建物がずらっと並びますが、こじんまりとした落ち着いた雰囲気。
全18室と敷地もそれほど広くはありません。
まっすぐ進むとレセプションの案内が。
さっそくチェックインを行います。
ちなみにチェックイン時間は正午(12:00)〜いつでも。
夜遅くに到着した場合も対応してくれるのがありがたい。
18:30ごろ到着しましたがカウンターは無人。
「呼び鈴を押してください」とのことでしたので、ベルを押してしばし待ちます。
受付横には観光案内がずらり。
奥に見えるのは共用キッチンとラウンジスペースです。
ピクトンはフェリーの発着地で南島の玄関口。
多くの人が行き交う交通の要ですが、町自体は非常に小さく、人口も4700人ほど。
住民よりも観光客の方が多いですが、訪れる人はほとんどがフェリーの利用者。
中心部は観光客相手のおしゃれなカフェやレストラン、土産物屋などが立ち並びますが、これといった観光施設やアクティビティがないため、滞在する人は少ないよう。
その「通りすぎる町」という特性のため他の観光地に比べて宿が格段に安く、オフシーズンともなれば、ドミトリーは1泊1500円〜、個室でも4000円〜
そういった意味では、とっても穴場です。
宿からフェリーターミナルまでは無料送迎もあるよう。
ただ、私が利用するフェリーは夜便(19:15)だったので、送迎は対象外でした。
フェリーターミナルまでは歩いて15分程度。
スーツケースがあっても歩ける距離なので問題はありません。
無料のバスタブもあり、予約制で利用できるよう。
水着を持参していなかったので今回は残念。
そうこうしていると、優しそうなご主人がやってきました。
どうやら宿のオーナーのようです。
サクッとチェックインを済ませ、予約しているお部屋に向かいます。
快適で暖かな個室に宿泊
今回は個室を予約。
週末利用で1泊4000円でした。
もちろん、ピクトンの中で最安値です。
現在の価格はこちらから検索できます
入り口には可愛らしいウッドチェア。
実にニュージーランドらしい雰囲気です。
お部屋の中はこんな感じ。
ベッド、チェアー、電気スタンド、鏡など、必要最低限のものが揃ったシンプルなお部屋です。
アメニティはタオルと石鹸。
1名の利用ですが2つ用意されていました。
ちなみに個室料金は1名でも2名でも変わらないので、友人やカップルでの旅だとだいぶお安くなりますね。
平屋で建物が隣接しているため、正直中は丸見え。
着替えの際はカーテンを閉める必要があります。
夜に明かりをつけると丸見えになるので、日が落ちてからはずっと閉め切っていました。
壁はかなり薄め。
隣の人の話し声は丸聞こえでしたが、それもご愛嬌。
昼は暖かくても、夜はグンと温度が下がるニュージーランド。
ガラスが多く明るく開放的ですが、夜は寒さが心配。
その心配もサクッと解決。
お部屋にはオイルヒーターと予備のブランケットも準備されていました。
この心遣いはとてもありがたい。
以前真夏にロトルアのモーテルに宿泊した際、夜に気温がぐんと下がり、寒くて眠ることができなかった経験がありました。
仕方がないので暑いシャワーを浴びてなんとか乗り切った思い出があるので、オイルヒーターがあるのはとても助かります。
寒がりさんにはかなりおすすめ。
シャワーとトイレは共用
シャワーとトイレは共用でしたが清潔に保たれていました。
温かいお湯もバッチリ出ます。
自然が多いので水はとびきり冷たい!
朝は顔を洗うと嫌でも目が覚めました。
部屋によってはエンスイート(シャワー&トイレ付き)のお部屋もあるようです。
広いキッチンのある共用ラウンジ
共用ラウンジには大きくて広いキッチンとリラックススペースが。
長期滞在者もいるようですが、雑多な感じはなくきちんと整理されています。
キッチンからの景色。
雄大な景色が広がり、癒されます。
コーヒーと紅茶は無料。
スタッフ冷蔵庫の中にあるミルクは勝手に使っていいよとのことでした。
物価の高いニュージーランド。
外で飲むと1杯最低でも400円はかかるので、無料で飲めるのは嬉しい。
ラウンジは住み分けもされており、本を読めるブックラウンジ、テレビが見られるテレビラウンジ。
食事や仕事ができるテーブルラウンジ。
冬は暖炉もたかれます。
WiFiの速度も速くとても快適。
正直、1ヶ月くらい過ごしたいなと思うほど快適でした。
オフシーズンだったので人はあまり多くありませんでしたが、長期滞在者もちらほら、
ピクトンで仕事を探している人、ブルーブリッジフェリーの乗務員、町のカフェの店員さんなどがいました。
シェフの腕が良いそうで、食事がオススメとのことです。
無料の朝食がありがたい
このロッジでは毎日無料の朝食が用意されていました。
内容はパンやオートミールと簡単なものです。
ドミトリー利用者も無料なのはかなりコスパが良いですね。
壁に「チョコレートプディング」が提供されるとのことの表記を発見。
日本語表記もあったので、利用者が書いたのでしょうか。
宿のレビューにも「チョコレートプディングが最高だった」という記載を見たので楽しみにしていたのですが、あれ?
探してみますが、キッチンには見当たりません。
恥ずかしながら「チョコレートプディングはどこですか?」と聞いてみると、オフシーズンなので用意していないとのこと。残念。
というわけで、トーストとコーヒーで朝ごはんを楽しんでいたら...
ご主人が何かを作って差し出してきた。
「え?なんですか?」と聞くと「That's what you want!(欲しがってたものだよ!)」
なんとわざわざ用意してくれたようです!ありがたい!
バニラアイスクリームまで添えられており、デリシャス!
なんども言いますが、ドミトリー利用で毎朝これが提供されるのは、かなりお得。
正直、町でコーヒー+朝食を食べたら、軽く15ドルはかかるので実質無料で宿泊しているようなもの。。
というわけで、素敵な朝を過ごすことができました。
最後に|アクセス情報
以上、Sequoia Lodge & Backpackers(セクオイヤ ロッジ&バックパッカーズ)のご紹介でした。
宿のコスパはもちろん、雰囲気、オーナーの優しさで素敵な滞在となりました。
次にピクトンへ来るときも、またこちらにお世話になるでしょう。
宿泊先情報
Sequoia Lodge & Backpackers(セクオイヤ ロッジ&バックパッカーズ)
住所:3 Nelson Square, Picton 7220
フェリーターミナルから車で2分(1.3km)
※無料のシャトルサービスあり
ホテルの規模 | 18室 |
チェックイン時間 | 正午〜いつでも |
フロントデスク | 8:00〜21:00 |
クレジットカード | 使用可 |
駐車場 | 無料 |
インターネット | 無料(フリーWiFi) |
朝食 | 無料(8:00〜10:00) |