今回はクイーンズタウンのバスの乗り方、料金、交通系ICカードの作り方などをまとめました。
現金払いとICカード(Beeカード)では大きく料金が異なり、また空港から市内へのアクセスもかなりの節約になります。
ローカルルールや移動方法の注意点もまとめたので、渡航前にぜひ参考にされてください。
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目次
クイーンズタウンの交通システム
公共交通はOrbus(オーバス)と呼びます
クイーンズタウンの公共交通はバスが中心。
運営はオタゴ地方のOtago regional councilが行なっています。
クイーンズタウンの人口は約3万人のため、路線も5本のみで非常に単純です。
空港から市内へも路線バス(1番バス)での運行となります。
渋滞や運行本数に注意
クイーンズタウンの人口は3万人ですが、観光客は年間100万人が訪れる観光都市。
そのため、シティから空港を結ぶ1番バスは観光客の利用も多く、常に混雑しています。
また、近年急な人口増加や車線が少なくバイパスがないこともあり、シティを経由する路線(1、2、5番)はピーク時に慢性的な渋滞が発生。
時刻表通りにバスが来ないことが常となっているようです。
乗り遅れたら次は1時間後...
また、クイーンズタウンの住民はほとんどが車を保有しているため、メイン路線以外ではぐっと本数が少なくなるのも特徴。
例えば、新興住宅地を通る4番バスは1時間に1本しか来ず乗り遅れると大変です...
クイーンズタウンのバス料金
2024年1月撮影。当時は13~18歳は75セント、25歳以下は1ドルでした。
バスの支払いは現金または交通系IC「Bee カード」で行えます。
Bee カードでの支払いは運賃が半額となり、さらに様々な割引料金が設定されています。
クイーンズタウンのバス料金は頻繁に改定されます。
必ずご自身で最新料金をご確認ください。
▶︎クイーンズタウンバス料金(Otago regional councilのページ)
※記載は2024年5月に改定された料金です。
現金の場合
大人(13歳〜) | 4ドル |
子供(12歳以下) | 無料 |
※クイーンズタウン空港行きは大人10ドル、19歳以下は8ドル
Beeカード(ICカード)の場合
0〜5歳 | 無料 |
5〜12歳 | 無料(登録が必要) |
13〜18歳 | 1.5ドル |
19〜24歳 | 2ドル |
大人(25歳〜) | 2ドル |
65歳以上 | ピーク時:2ドル、オフピーク:無料 |
※割引を受けるには登録が必要です。
※その他、コミュニティコネクトという料金設定もあり(運賃1ドル)
Beeカードでの支払いであればクイーンズタウン空港行きもBeeカード料金が適用されるため、旅行者でも充分に割引の恩恵を受けることができます。
Beeカードはダニーデンの公共交通機関でも利用ができます。(料金体系は別)
オークランドのAT HOPカードなどは使用できませんのでご注意ください。
Beeカード(ICカード)の購入方法
Beeカードは空港や街の売店、観光案内所、オンラインで購入が可能です。
発行手数料は5ドルかかり、初回チャージ料金と合わせて支払います。
また、バスの運転手からも直接購入ができます。
乗車時に「Beeカードを下さい」と伝えるといくらチャージするかを聞かれ、その場で行ってくれます。
バス乗車時での購入は現金のみとなっています。(クレカ不可)
Beeカードへのチャージはオンライン、またはバス乗車時でも可能です。
ニュージーランドではチャージのことを「トップアップ」と言います。
オンラインでは各種割引料金の設定も可能です。
購入時に割引料金は自動適用されていないので、必ず自分で行うようにしましょう。
Beeカードへのトップアップや割引登録は以下のリンクより行えます。
クイーンズタウンのバス停の種類
乗降者の比較的多いバス停は雨よけやベンチが設置されています。
また、無料の自転車止めが設置してあるのもNZあるある。
写真は1〜5番のすべてのバスへ乗り換えができる「Frankton Hub」
クイーンズタウンで一番大きなバス乗り場です。
ただし、上記のようなバス停は数える程。
ほとんどが道にポールが立っているだけで、道路標識と間違えてしまうくらいのさりげなさ。
遠くからだと見つけづらいので注意が必要です。
バスの乗車方法
ベンチに座りっぱなしは厳禁!
バスに乗車する際は「意思表示」が必要です。
自分の乗車するバスが近づいてきたら、タクシーに乗るときのように手を振って知らせます。
この意思表示がないとバスは平気でスルーするのでお気をつけ下さい。
タップ忘れにご注意!
乗車時は前の扉から、下車は真ん中の扉が基本です。
Bee カードは乗車時と下車時の両方でタップが必要なので注意してください。
車内の様子はこんな感じ。
雄大な大自然の中を走り気持ちがいいですね。
降りる際はStopボタンを押します。
注意しないといけないのが、ニュージーランドのバスでは車内での路線表示や行き先案内のアナウンスが行われません。
そのため、自分が降りるバス停は、慣れるまではグーグルマップ等で把握する必要があります。
心配な場合は運転手さんに伝え、近くに座るのもいいかもしれません。
注意すべきことやローカルルール
先ほどもお伝えした通り、クイーンズタウンでは慢性的な交通渋滞が発生しており、通勤・通学の時間帯のバスの到着遅れは日常茶飯事。
その上、路線によっては1時間に1本程度しか運行していないため、上手く乗り換えできず学校や職場に遅刻するパターンも多く聞かれます。
ただ、クイーンズタウンは住宅不足も深刻で地元の人でさえ家探しが困難なほど。
渡航前に家が見つかるだけでもラッキーな状態です...
また、クイーンズタウンは観光地なので、シティ中心部は比較的遅くまでお店が開いておりとても賑わっていますが、バスの終わりは早く22時台には終了する路線も。
この時間帯も非常に混み合うため、乗客が1度で乗り切らなず「積み残し」も発生しています。
周辺は真っ暗で、バスを逃すと歩いて帰るのはかなり困難。
個人的には対策として、Uberなどのタクシー(ライドシェア)アプリをインストールしておくことを強くお勧めします。
以前は観光地ということもあり、クイーンズタウンのタクシーはぼったくりで有名だったそうですが、配車アプリのおかげで今は安心して利用できるようになったとのこと。
シティから住宅エリアは20〜60ドル前後で利用できます。
最後に|合わせて読みたい
以上、クイーンズタウンのバス事情でしたがいかがでしたでしょうか?
バスの本数も路線も少なく、使い勝手が良いとは言えませんが、料金は物価の高いNZでもかなりお安め。
タクシー利用よりもかなりの節約になりますので、ぜひ利用されてみてください。
▶︎クライストチャーチのバス事情はこちら
▶︎オークランドのバス事情はこちら
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