ニュージーランド国内の主要空港にはニュージーランド航空の上級会員が利用できるラウンジがあります。
日本国内にもANAやJALのラウンジがありますが、大きく違うのが国内線ラウンジでも無料のビュッフェやバー、シャワーが設置されていること。
まるでホテルのような豪華な食事を楽しむことができます。
今回は2019年の年末にリニューアルされたモダンでオシャレなウェリントン空港の国内線ラウンジのご紹介です。
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目次
ロードオブザリングのオブジェがお出迎え
ロビーにはガンダルフのオブジェがお出迎え:筆者撮影
ニュージーランドのちょうど真ん中に位置するウェリントン。
国内で三番目の人口を有するニュージーランドの首都で、ビジネス街には国の中枢機関をはじめ世界企業の支店がひしめきあい都会的な雰囲気です。
近年は映画の街としても有名で、ロードオブザリングの製作を行ったスタジオ「ウェタ」は観光名所にもなっており、空港内にはゆかりのオブジェが飾られています。
ウェリントン空港は国内線だけでなく国際線も発着しており、空港ラウンジも「国際線」「国内線」「リージョナル」の3つのラウンジがあります。
リージョナルは国内線の小規模な空港行きのゲート内に位置するラウンジ。
記事作成現在は閉鎖中で、代替えとして国内線ラウンジの利用を促されます。
ウェリントン空港の国内線ラウンジ
今回訪れたのは2019年の年末にリニューアルオープンされた国内線ラウンジ。
手荷物検査を抜けてすぐにドンと登場し、とても存在感があります。
営業時間は初便の1時間前から最終便までと、国内線発着時間内であればオープンしています。
ラウンジへは右横にあるエスカレーターでアクセスします。
ちなみにエレベーターは設置されていません。
受付ではラウンジが利用できるかどうかのステイタスが確認されます。
ニュージーランド航空の上級会員(コルーメンバーシップ)やビジネスクラスの利用客、またはスターアライアンスのゴールド会員(ANAの上級会員/SFC会員)も利用できます。
ANAの上級会員の場合は証明が必要となります。
SFC会員はクレジットカードの提示だけでは証明とならないので、ANAから届くプラチナム以上のステイタスカード、またはアプリのモバイルカードを提示します。
チェックイン時に地上係員に上級会員であることを伝え航空券に紐付けをしておくと、その後は航空券を見せるだけで対応してくれるため便利です。
2019年リニューアル!座席数は374席!
受付を済ませて入店すると、広くて開放的なラウンジに心が躍ります。
正面にドドンと登場するのがコーヒーカウンター。
専属のバリスタが入れ立てのコーヒーを提供してくれます。
ラウンジ内の席数は374席あり、ソファー、カウンター、個室ブース風、テーブル席と好みに合わせてくつろぐことができます。
中央エリアは一人がけのソファーファ中心。
出張前のビジネスパーソンが談笑しているのが印象的でした。
フードに近いコーナーは、食事しやすいようにテーブル席がメイン。
黒×紫×白がベースのスタイリッシュなデザイン。
ちなみに黒と紫はニュージーランド航空のコーポレートカラーです。
コーヒーカウンターの近くは大きな窓が印象的。
飛び立つ飛行機をベストボジションで見られるため、飛行機好きの人にはたまりません。
奥にはグループでも利用しやすいテーブル席。
ちょっとしたミーティングにも便利ですね。
テレビや雑誌が設置されているスペースも。
どの席に座っても開放感があります。
ウェリントン空港は大規模ではないため、飛び立つ飛行機を迫力の距離で見ることができます。
ビュッフェスタイルの食事が無料で食べられる!
日本の国内線ラウンジでは食事が提供されませんが、ニュージーランド航空の国内線ラウンジではビュッフェスタイルの食事が無料で提供されています。
その内容がかなり豪華で、まるでホテルのバイキングのよう!
食事は午前11時を境にレギュラーメニューに変更となります。
筆者は運良く「モーニング」と「レギュラー」の変わり目の時間帯に利用したので、両方のメニューを楽しむことができました。
早速見ていきましょう。
朝食メニューは軽食とスイーツ中心
美しく並ぶフルーツとパン。
トースターも設置されており、パンは温めも可能。
無くなるとすぐに補充され、常に綺麗な状態になっていました。
ヨーグルトとフルーツサラダのコーナー。
ソースやジャムも数種類設置されています。
目を引いたのがこちらのコーナー。
左からレモンとココナッツのパフェ、キャロットとターメリックとジンジャーのショット、ピーチとパッションフルーツのオートジャー。
体に良くて、おしゃれなメニューがずらり。
中でもレモンとココナッツのパフェが絶品!
レモンがふわっと香るクリームムースは甘すぎずぺろっと食べられちゃう!
日本のコンビニスイーツのようなクオリティで、ニュージーランドでここまで繊細なスイーツはなかなか珍しい。
ホットミールはスクランブルエッグ、ハッシュブラウン、ベーコンなどのモーニングメニューが並びます。
ドリンクコーナーにはフレッシュジュースやコーヒー、紅茶など。
この日はドリップマシーンが閉鎖され、コーヒーカウンターでの注文のみとなっていました。
バリスタメイドのコーヒーやアルコールも
コーヒーはバーにてバリスタメイドの入れ立てコーヒーを楽しむことができます。
さすがコーヒーの国ニュージーランド。こだわっていますね。
オーダーはタッチパネル式。
ミルクやクリームの量なども細かくアレンジすることができます。
全てを入力し終えると、出来上がり時間も教えてくれます。
ニュージーランド航空のモバイルアプリからでもオーダーできるようです。
筆者のモカチーノが出来上がりました。
カップもコーヒーカップまたはテイクアウェイ(持ち帰り)と選べるため、時間がない場合は持ち帰りでオーダーし、機内で楽しむことが出来るのも便利です。
流石に朝なので遠慮しておきましたが、アルコールも飲み放題。
注目ポイントがずらりと並ぶニュージーランドワインです。
コーヒーカウンターはバーカウンターにもなるようです。
夜だったら食事とともに楽しみたかったですが...残念!
というわけで筆者のラウンジ飯(モーニング)がこちら。
レギュラーメニューも楽しみたいので控えめに。
(しかしパフェがあまりにおいしくてお代わり)
充実のレギュラーメニュー
11時をすぎたのでレギュラーメニューへと変化しました。
モーニングは軽食中心でしたが、昼以降はしっかりとお腹に溜まるものが増えました。
充実のサラダ類とミニデザートコーナー。
個人的にはレモンのパフェが美味しすぎたので、レギュラーメニューにも引き続いて欲しかった(笑)
大きく変わったのがチーズの充実。
ワインのおともにぴったり。
夜だったら永遠とワインを飲み続けていたでしょう(笑)
ちなみにフードコーナーは1箇所ですが、ドリンクコーナーはラウンジ内にもう一箇所あります。
混雑を避けたい場合はこちらの利用が便利です。
シャワーもあり!アンティポーディスのアメニティ!
ラウンジ内にはトイレの他にシャワーも併設。
渡航前にサクッとシャワーが浴びられるのは嬉しいですね。
ちなみにトイレのハンドソープはNZ発の高級オーガニックブランド「アンティポーディス」
ボタニカルの良い香りが広がります。
ニュージーランド航空×ロードオブザリングコラボデザインの展示も。
ファンにとってはたまりません。
フライトが遅れてもラウンジ内なら快適!
というわけでオークランド空港のニュージーランド航空国内線ラウンジのレポートでした。
ちなみに筆者のフライト(ウェリントン→オークランド)が2時間近く遅れるという異例の事態が発生。
けれどそのおかげ(?)でモーニングとレギュラーの両方のラウンジ飯を楽しむことができたので大満足です(笑)
仕事もとってもはかどりました!
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