海外へ資金(日本円)を換金する場合、どの方法が一番良いのでしょうか?
ツイッターで皆さんにアンケートを取ってみました。
現在ニュージーランドに在住(滞在)されている方に質問です!日本円→ニュージーランドドルはどの方法が一番「お得な換金方法」だと思いますか?💰🇳🇿
可能でしたらコメント欄でシェアいただけるとフォロワーさんが大変助かると思います🙇♂️
※私のオススメ方法は投票後に書きます✍️#ニュージーランド— あっこぷ|akkop🇳🇿ニュージーランドのまるごと (@kusano_akiko) August 14, 2022
投票結果の1位は圧倒的に「Wise(ワイズ)」
近年登場した新しい送金方法で、筆者も利用しましたがとにかく簡単で便利。そして手数料が安い!
日本国内の銀行両替と比べたら何万円も違いが出るほど。
というわけで今回は、投票で一位に選ばれたWiseについて。
どのようなシステムでどのくらい安いのかを詳しく解説します。
自分の資金の移動以外にも語学学校の支払いなどにも使え
現地銀行口座がなくてもwise内に口座が開設でき、デビットカード(キャッシュカード)も発行可能なので、海外旅行時も利用できます。
NZ以外の国でも英国、EU、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど世界中でも使えるのでセカンドワーホリ時にも便利ですよ。
今までwiseを知らずにかなり損していた身として、みなさんの大切なお金を無駄にして欲しくないという思いで記事を作成しました。
上手に活用し、ぜひ節約されてください。
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※記事の更新情報もつぶやきます!
目次
Wise(旧トランスファーワイズ)とは?
Wiseとは2011年に創業された送金サービス企業。
イギリス・ロンドンが拠点でニューヨーク、シドニー、シンガポールなど世界8箇所に事業所を構える国際企業です。
以前は「TransferWise」という名称でしたが、2021年に名称変更しています。
伝統的な送金方法とは異なり、両替はインターバンクレートで行われ、為替手数料が発生しないのが特徴。
wiseに支払う少額の手数料だけで送金を行うことができます。
現地銀行を持っていなくてもOK
海外送金を行う場合、受け取りの銀行口座が必要となります。
そのため、日本円からNZドルを送金したい場合、まず初めにニュージーランドで現地銀行口座を開設する必要があります。
しかしWiseは銀行口座を持っていなくても「マルチカレンシー口座」というものを開くことができ、専用キャッシュカードの発行が可能。
これにより、現地銀行口座がなくても資金を送金でき、現地で手数料無料(条件あり)で引き出すことができます。
現地口座開設の予定がない(海外旅行など)で利用されたい場合は、初期登録を済ませた後、「デビットカード(キャッシュカード)の作り方」を参照ください。
日本円→外貨がとにかく安い!
銀行送金の中でダントツ
外貨送金の場合、レートはそれぞれの銀行が独自レートを採用しており、リアルタイムの為替レートに対し数パーセント上乗せされています。
ニュージーランドドルは大手銀行だと4%前後加算され、加えて1ドルあたり1%の両替手数料もかかります。
例えば100円が90ドル(リアルタイム為替レート)の場合、100円に対し4.53円の手数料となります。
日本円 | ニュージーランドドル | 両替手数料 |
100円 | 90ドル | 4.53円 |
100万円だと45300円が加算されます。
加えて、大手銀行の場合は「海外送金手数料」がかかり、三井住友銀行(海外他行宛/店頭窓口)だと7500円です。
そのため10万円送金する場合は
為替レート | 海外送金手数料 | 合計 |
4530円 | 7500円 | 12030円 |
が「手数料」としてかかります。
しかしWiseはリアルタイムの為替レートを使用しているため、余分な加算は無し!
そのうえ両替手数料も不要で、かかる手数料は「海外送金手数料のみ」となっています。
例えば10万円をニュージーランドドルに送金した場合にかかる費用は
赤字で丸をした825円!
これがwiseに支払う手数料。(三井住友銀行だと7500円)
それ以外の手数料は一切かかりません。
手数料の違い
大手銀行 | 12030円 |
Wise | 825円 |
差額 | -11205円 |
11205円も節約できるというわけです!
wiseが安いのは...
wiseの場合は「独自レート加算分」と「外貨両替手数用」の2つをカットしているから!
送金手数用も大手比べて格安です。
銀行や両替所よりも断然安い!
では銀行送金ではなく、銀行や空港、街の両替所での両替はどうなのでしょうか。
銀行での両替は上記の通り、リアルタイム為替レートに対し手数料が上乗せされています。
街の両替所や金券ショップでの取り扱いは、銀行より多少レートは良いですが、それでも高い手数料が加えられています。
結果Wiseを利用するのが一番お得となっています。
取扱量の少ないお金(NZDなど)は、為替の変動に対しこまめに対応できないこともあり、手数料がお高め。
日本国内よりニュージーランド国内の両替所で交換する方が安いことが通説となっています。
多くの両替所が立ち並び、各社しのぎを削っています。
ちなみに銀行は日本と同じくレートが高め。空港はレートがお高めな上、両替手数用も加算されるのでおすすめしません。
安心安全に資金を移動できる
そもそも巨額の現金を持ち、海外に入国するのはリスクだらけ。
手荷物として持ち込むと紛失や盗難も否定できず、スーツケースの中に入れた場合、ロストバゲッジの可能性もあります。
ちなみに
ニュージーランドには10000ドル(日本円で82万5000円)を超える現金の持ち込みができません。
wiseの登録〜資金移動の手順
wiseの登録はとっても簡単!
流れは以下の形です
step
1Wiseアカウント作成ページ(無料)へ飛ぶ
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step
2メールアドレスを登録、承認
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step
3送金したい金額を入力
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step
4受取人の口座情報を入力
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5自分の情報を入力
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step
6本人確認書類を提出(オンライン上)
▼
step
7Wiseに入金(自分の銀行から)
その後、指定口座に2日〜5日で送金されます。
次の記事【割引クーポンあり】Wise(ワイズ)の登録方法!実際に20万円送金してみたでWiseの初期登録から実際に送金する手順をゆっくり解説しています。
一人での登録や送金が不安な方はぜひ参考にどうぞ。
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